Vocal Recording Guide

VOCAL
RECORDING

バンドの顔となるボーカルを最高の状態で録る

結論:ボーカルRECの3原則

マイク:宅録ならAT2020(¥15,000〜)。予算があればNT1-A。

距離:マイクから15〜20cm。ポップガード必須。

レベル:ピークが-6dB前後になるようゲイン調整。クリップは絶対NG。

サンプル試聴

実際の音を聴いてみよう

デモ音源

波形をクリックして好きな場所から再生できます。

マイキングの基本

これだけ押さえればOK

マイクとの距離

基本設定
  • 15〜20cmが基本距離
  • 近すぎ → 低音が膨らむ(近接効果)
  • 遠すぎ → 部屋鳴りが入る
  • 声量が大きい人は20〜30cmに離す

ポップガード

必須アイテム。「パ」「バ」の破裂音を防ぐ。マイクから5〜10cmの位置に設置。

1,000〜2,000円のもので十分。なければストッキングで自作も可。

録音レベル

DAWのメーターでピークが-6dB前後になるようにゲインを調整。

クリップ(0dBを超える)は絶対NG。後から音量は上げられるが、割れた音は直せない。

プロのTIP

マイクを少し斜め上(15度くらい)に向けると、ブレス(息継ぎ)ノイズを軽減できる。

録音環境

宅録でもできる対策

避けたい環境

NG環境
  • フローリングの反響が強い部屋
  • エアコン・PCファンの音が入る場所
  • 外の騒音が入る窓際

宅録の工夫

おすすめ対策
  • クローゼット録音:服が吸音材代わりに
  • 布団・毛布:マイク周りに吊るすだけで効果あり
  • リフレクションフィルター:3,000〜10,000円で導入可

プロのTIP

完全な無音・無反響を目指す必要はない。適度な部屋鳴りは自然な響きになる。神経質になりすぎないこと。

おすすめマイク

ボーカル向け厳選3本

Audio-Technica AT2020

宅録の定番。コスパ最強のコンデンサー。クリアでバランスの良い音質。迷ったらこれ。

¥15,000〜

RODE NT1-A

超低ノイズ。クリアでディテール豊か。予算に余裕があればこちら。※後継のNT1 5th Generationも要チェック。

¥30,000〜

SHURE SM58

ダイナミックマイクの王様。頑丈で扱いやすい。ライブ兼用ならこれ。

¥15,000〜

コンデンサー vs ダイナミック

コンデンサー:感度が高く繊細な音が録れる。宅録向き。

ダイナミック:頑丈でノイズに強い。ライブ兼用・騒音環境向き。

録り方のコツ

良いテイクを残すために

モニタリング

ヘッドホンの音量は控えめに。大音量だとピッチが狂いやすい。

自分の声が聴こえる程度でOK。オケに埋もれない音量で。

テイクの録り方

おすすめの流れ
  • まず通しで2〜3テイク録る
  • 良い部分を繋ぎ合わせる(コンピング)
  • 気になる箇所だけパンチイン録音

完璧を目指して100回録るより、3〜5テイクの良い部分を繋ぐ方が効率的。

録音前チェック

チェックリスト
  • 歌詞は完璧に覚えたか
  • 喉の調子は良いか(水分補給)
  • ヘッドホンから音漏れしてないか
  • エアコン・扇風機は切ったか

プロのTIP

「今日は調子悪いな」と思ったら無理に録らない。ボーカルは体調がモロに出る。良いコンディションの日に録り直した方が結果的に早い。